はい、どうもです。
ここでは、定期テストや受験で良く出題される正誤問題などで
間違えやすい用語などをまとめております。
今回は、受験に出るかもしれない世界史の「古代ローマ」編です。
それでは見ていきましょう。
・ローマ世界の身分とその名称
(1)貴族:パトリキ
(2)平民:プレブス
(3)執政官:コンスル
①任期1年、定員2人の最高官職
(4)独裁官:ディクタトル
①任期半年、定員1人の臨時職
・古代ローマの参政権要求と古代アテネの民主政の比較
(1)ローマの参政権要求
①護民官の設置
②平民会(トリブス)の設置
③十二表法の制定→慣習法を成文化
④リキニウス・セクスティウス法の制定
執政官(コンスル)の1人を平民より選出
大土地所有を制限
⑤ホルテンシウス法の制定
平民会の決議が国法となる
(2)古代アテネの民主政
①ドラコン
アテネ最古の成文法公布
②ソロン
財産政治実施 負債の帳消し 債務奴隷の禁止
③ペイシストラトス
僭主政治実施
④クレイステネス
陶片追放(オストラキスモス)を創始
・ポエニ戦争
(1)原因:地中海貿易で繫栄するフェニキア人植民市カルタゴとの衝突
(2)第1回目
ローマが最初の属州となるシチリア島を獲得
(3)第2回目
①カルタゴの将軍ハンニバルがイタリア侵入
②カンナエ(カンネー)の戦い(BC216):ローマ軍に大打撃を与える
③ザマの戦い(BC202):ローマの大スキピオの活躍でローマの勝利
(4)第3回
ローマの小スキピオの活躍でカルタゴ滅亡
・大土地所有経営の変化
(1)ラティフンディア
①奴隷制農業に立脚した大土地経営
(2)コロナートゥス
①小作人(コロヌス)を働かせる小作制
・○○派の△△
①平民派(ポプラレス)のマリウス
②閥族派(オプティマテス)のスラ
・三頭政治の比較
(1)第1回三頭政治
ポンペイウス・カエサル・クラッスス
(2)第2回三頭政治
オクタウィアヌス・アントニウス・レピドゥス
・五賢帝の順番
(1)ネルウァ
(2)トラヤヌス
初の属州出身の皇帝でローマ最大版図を実現
(3)ハドリアヌス
ブリタニアに長城を築く
(4)アントニウス=ピウス
(5)マルクス=アウレリウス=アントニヌス
「哲人皇帝」と呼ばれ、『自省録』を著した。
・ローマ風都市建設まとめ
①ロンディニウム(現ロンドン)
②ルテティア(現パリ)
③ウィンドボナ(現ウィーン)
・テオドシウス帝による帝国東西分裂後の比較
(1)西ローマ帝国
①首都:ローマ→ミラノ→ラヴェンナ
②ゲルマン人の傭兵隊長オドアケルによって滅ぼされる(476)
(2)東ローマ帝国(ビザンツ帝国)
①首都:コンスタンティノープル
②オスマン帝国のメフメト2世が滅ぼす(1453)
・キリスト教関連まとめ
(1)ミラノ勅令(313)
コンスタンティヌス帝がキリスト教を公認
(2)ニケーア公会議(325)
①正統:アタナシウス派
→三位一体説(父なる神、子なるキリスト、精霊)
②異端:アリウス派(キリストの神性を否定)
→ゲルマン人に布教
(3)キリスト教(アタナシウス派)を国教化
→テオドシウス帝が決定
(4)エフェソス公会議(431)
①異端:ネストリウス派(イエスの神性と人性を分離)
→ササン朝→中国(唐)へ渡って景教となる
(5)カルケドン公会議(451)
①異端:単性論(イエスは完全に神)
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