はい、どうもです。
今回は就職活動でよく話題になる、「コミュニケーション能力」について説明していこうかなと思います。
一口に「コミュニケーション能力」といっても、就活生と企業が考える能力には差があるように思います。
そのあたりの違いを書けて行けたらなと思います。
(1) 「コミュニケーション能力」のズレ
就職活動の面接で最もまでは言いませんが、重視されるのが「コミュニケーション能力」です。この能力を重視する企業は非常に多いです。
就活生も実際に面接では「コミュニケーション能力」の高さについて自信を持っている人もいると思います。(ちなみに私にはありません。むしろ本当にコミュニケーション
能力を持っている人に対して尊敬すらします)
ですが、面接において就活生が言うコミュニケーション能力と、企業の面接官が考えるコミュニケーション能力は随分と違うように思います。
多くの学生はコミュニケーション能力を
①会話の盛り上げ役である
②友達との日常会話
③初対面の人と気軽に話すことができる
以上3点の事をアピールする場合が多いと思いますが、本当に「コミュニケーション能力」がある目安として担保されているのか?と私自身聞きたいです。
まとめていくと、
①会話の盛り上げ役→ふたを開けたらウェイしているだけ
②友達との日常会話→コミュニケーション能力を測るには乏しい
③初対面の人と気軽に話すことが出来る
→場合によってはあり、ただほとんどはその関係って継続しないよね?って話だし、これも測るには乏しい
という事になります。なので就活生が考える「コミュニケーション能力」というのは、実は自分がその能力を持っているという証明にならないのです。
(2) 企業の考えるコミュニケーション能力って何?
では、企業側が考える「コミュニケーション能力」って何だろうなっていう話ですよね。
結論付けると、「自分あるいは他人が作ったものを誰かに買ってもらう、利用してもらうために話す能力」だと考えています。
これは、意外と難しいことですよね。
企業の行動からすれば、商品をただ作るだけでは利益を上げることは出来ません。
作った商品を実際に売って初めて、利益を上げることが出来ます。その時にコミュニケーションが必要になるわけです。
これは5W1Hで行うと分かりやすいのではないかと思います。
「どうやって使うのか?」
「なぜ使うのか」
「いつどこで、誰が使うのか?」
などが商品を作った段階で確定されているので、その商品を使う人も理解している状態でないと、正しく使うことが出来ません。
つまり、
「自分や他人が作ったものを、それを作った人がが考えている通りにその商品の購入者が使える状態までもっていく」
この時に必要になってくるのが「コミュニケーション能力」となります。
ある商品を作り、それを使ったり売ったりする社内の人、他社の人、顧客が誤解なく使えるようにする事が大切です。
ちなみにこのコミュニケーション能力って商品を売る「営業」の人だけに必要だと思われがちですが、上のことが分かっていれば、職種は関係なくコミュニケーション能力が必要であることが分かると思います。
(3) 最後に
以上の事からも分かるように、仕事ではコミュニケーション能力は、もはや持っていないといけないものになりつつある事をぜひとも覚えておいてほしい。
持っていないといけないものだという認識を持つことが出来れば、「コミュニケーション能力」をわざわざ面接のときに長所として話す必要が無いという事です。もっと別の事を話した方がましだという事です。
就活生の皆さんにはぜひとも考えて欲しい内容です。
本当にあなたには「コミュニケーション能力」があるのかどうか。
あなたの思っている「コミュニケーション能力」は、ただウェイウェイしているだけではないかということを。
以上です。