Kinoshitaのit's showtime Blog

嫉妬すら追いつかない 憧れすら届かない

人間誰しも「自分が見たいように見て、聞きたいように聞く」

はい、どうもです。


題名の通りです。
それではさっそく書いていきましょう。




(1)「結果」だけを見て評価をすることで解釈がゆがむ

私自身も含めですが、人間誰しも、物事を自分の都合のいいように解釈している場合が多いのです。


例えばここにめちゃくちゃお金を稼いでいる人がいるとしましょう。
誰でも良いです。SBの社長でも良いですし、お金配りおじさんでも良いです。
恐らくなのですが、その人が「今」お金を持っているのは、
「過去」に困難や苦難を乗り越えたという過程があるからだと思います。


ですが、そのような過程は全部無視して、結果だけしか見なかった場合に、
どうしても解釈のずれが起こります。
「羨ましいな」とか「嫉妬」が起こります。



例えば、私自身も仕事柄大学受験のことを話す機会が多いのですが、
私自身の1年間浪人した結果、志望校に合格することが出来たという話は
結果だけ見れば、「なんや、俺(私・僕・ワイ)にも出来そうやん」って
言われることもあるのですが、
高校卒業した時点で、
自分自身が合格していた、
その高校からは妥当だと言われる大学
を蹴って浪人するという選択肢を取ることが出来ますか?
という話なんですよね。

私たち自身からは絶対に見えない過程を無視し、結果だけを見て出来そうと感じるけど、過程をやりたいかと言われると絶対にやりたくはない。

考えるまでもなく、これって矛盾しているように見えますよね。


もっと極端な例を取るなら、
「努力はしたくないけど、東京大学に合格したい」と言っているようなものです。
「いやいやちょっと待て、その覚悟があるのか?」と言いたいところです。

 



(2)「時間軸のズレ」が解釈をゆがませる

「なぜ解釈がゆがむのか?」を考えた時に、無視しがちなのが、
「時間軸」です。

自分が見たいように見て、聞きたいように聞く時って、
自分で勝手に過程の時系列を変えて、勝手に何かとくっつけて、
理解しようと(又は解釈をゆがませようと)します。

そのような過程をきれいに切り取って、上澄み部分である結果だけしか見なかった場合に、どうしても解釈のずれが起こります。

自分では絶対にしたくない「過程」を切り取って、
「結果」だけを切り取って解釈できるのです。

これを防ぐためには、「時間軸」を意識して時系列順に並べて理解する必要があります。


もしかしたら自分自身の理解が歪んでいるかもしれないし、
あなたの理解だって歪んでいるかもしれないし、目の前にいる相手の解釈も歪んでいるかもしれないと考える必要があると思います。

 

 


(3) そもそも自分が出来ないことに対してガタガタ言うのは変な話

「よそはよそ」「うちはうち」という言葉がありますが、
正直めちゃめちゃ成功している人に対して嫉妬しても
仕方ないんですよね。

なぜならその人になるのは無理だからです。
恐らく人生一生かけても、上の(1)で出た某SBの社長や金配りおじさんになる事は
ほぼほぼ不可能です。

目指すのは良いですが僻んだり、嫉妬するのは違うよなと思います。

まずは目の前の出来ること、ないしは出来そうなことに一生懸命に取り組むのが重要ではないかと考えます。

以上です。