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【大学受験・資格勉強】英単語・英熟語勉強法(暗記方法)

はい、どうもです。

 

今回は英語の勉強シリーズといたしまして、その基礎となる英単語・英熟語の勉強について説明していきます。

 

語学力の優劣は、最終的には語彙力によって決まると言われていますが、大学受験の英語もその例外ではありません。

 

つまり、どれだけ多くの英単語や英熟語を知っているかによって、英語力が決まってしまうという事です。

 

もう少し言い換えれば、英語が出来るか出来ないかは、この英単語英熟語の知識によって決まります。

 

なので英語が本当に不得意であると感じている高校生・受験生は、まずはじめに英単語・英熟語をマスターしなければなりません。

 

さっそくですが、英単語・英熟語暗記の勉強法のポイントは以下の2つです。

 

 

何でも良いので1冊単語帳を決めたら

何周も繰り返していく(最低5~10周)

 

簡単に言えば以上です。英単語と英熟語の暗記は上の2つをくり返すことでマスターできます。

 

 

「もう見飽きました」というレベルになるまで何回も繰り返し英単語を見た時にゼロコンマ1秒でその意味が出てくるかどうかまで繰り返します。

 

そこまでいけばはっきりとした数字、つまり偏差値となって結果が出てくると思います。

 

英語学習における、英単語・英熟語の勉強法を一言で言うとこうなります。あとはこの記事を見ているあなたが実行するかどうかだけです。

 

逆に言うと英語のできない人や不得意な人は、この英単語英熟語でつまずいている人が大半です。

 

逆に英語を得意としている人は英単語英熟語の知識がものすごく多いです。英語のできる人というのは、英単語や英熟語をよく知っている人のことです。

 

なので英語が苦手な高校生・受験生はまず英単語・英熟語を暗記していきましょう。

 

 

 

(1)具体的な勉強方法について

①の単語帳を選ぶというのは恐らく大丈夫だと思います。高校で使う単語帳でも構いませんし、塾や予備校で使用する単語帳でも大丈夫です。

 

それでは、②の何周も繰り返す方法を説明していきます。

 

例えば単語を1日100個ずつ暗記していくと仮定します。

 

まず1回目はこの100個の単語の中で意味の分かる単語と分からない単語を分けていきましょう。日本語の部分を隠して、英単語を見て意味が分かるかどうかです。(暗記の初期では3~5秒英単語を見て日本語が出てこなければ分からないものとします。最終的には1秒見て答えられるようにします。)

2回目は1回目で意味が分からなかった単語をもう1度見て、意味が分かれば「分かった事」にしてもらって大丈夫です。

 

さて、今自分の手元には

「2回見て意味が分かった単語(と分かったことにした単語)」

「2回見ても意味が分からなかった単語」

の2種類が存在していると思います。

 

この「2回見ても意味が分からなかった単語」に関しては、2回か3回ずつ単語とその意味を読んで、「分かった事」にして次の範囲に進んでください。

 

人間というのは1回では暗記をすることは出来ません。何回も反復をしていく事が重要となってきます。

 

k-showtime.com

↑暗記が苦手だと感じている人向けに書いている記事です。人間である限り1回では覚える事が出来ません。

 

この「2回見ても意味が分からなかった単語」は次の日やその次の日に復習をするので、その段階で意味が分かれば大丈夫です。もしその時に分からなくても、単語帳を1周して次また最初に戻ってきた時に意味が分かれば大丈夫です。

 

最初から意味が分からなくて自己嫌悪に陥るのは、「1回で全部を覚えようとするから」です。

 

同じ単語帳は最低でも5~10周はしないとなかなか全部を暗記することは出来ません。

 

先ほど書いたことと重複しますが、人間は1回で覚える事は出来ません。割り切って次に進んで何回も薄く回して、どんどん暗記を進めていきましょう。

あと、英単語・英熟語においては、考えるのではなく反射ですぐに意味が分かるかが大事です。

 

 

(2)復習のペースってどうするの?

基本的に英単語・英熟語を暗記しようと勉強を進める時には、まず1日目はNo.1~100番を暗記して、2日目にNo.101~200、3日目にNo.201~300…と続けていくと思います。

 

この進め方でも良いのですが、この進め方だと、単語帳を1周してまたNo.1~100を暗記するときにどうなるか?を考える必要があります。

 

最後に暗記を進めた日からものすごく間が空いていて、またNo.1~100の範囲は初見に近い状態となるので、いつまでたっても暗記することが出来ない、という状況が起こります。

 

 

なので、暗記の進め方は以下の通りにしていきましょう。

1日目
①No.1~100を新しく暗記する

2日目
①No.101~200を新しく進めたあと
②No.1~100の分からなかったところを復習する

3日目
①No.201~300を新しく進めたあと
②No.101~200の分からなかったところを復習をする

4日目
①No.301~400を新しく暗記をすすめたあと
②No.201~300の分からなかったところを復習をする

 ............

 

 

といった感じで、

新しく覚える100個
昨日分からなかったところの範囲の復習

の2本立てで行っていきましょう。

もちろん範囲が増える事を気にしない場合は、3本、4本と増やしていきましょう。

 

とりあえず英単語英熟語の暗記の仕方は以上となります。英単語・英熟語においては、考えるのではなく反射ですぐに意味が分かるかが大事です。英語学習の根幹となるため、ここから逃げずに暗記を続けていきましょう。

 

以上です。

受験に出るかもしれない世界史‐「○○条約」編

はい、どうもです。

 

 

ここでは、定期テストや大学受験で出題されるであろう内容をまとめております。

 

今回は、世界史で出題される「○○条約」をあいうえお順でまとめました。まとめてみると意外とわかりやすいかもしれません。
(のちのち○○協定なども追加するかもしれませんが、とりあえず○○条約でまとめました。)

それでは見ていきましょう。

 




(1)条約まとめ

①ア行

アイグン条約(1858)
・ロシアと清が結んだ国境に関する条約
・アロー戦争を利用してロシアが清に圧力をかけ、黒竜江左岸をロシア領、ウスリー川以東(沿海州)を共同管理地とした

アドリアノープル条約(1829)
ギリシア独立戦争のロシアとオスマン帝国間の講和条約
ギリシア独立の承認
黒海の自由航行権の承認

アーヘン条約(1748)
オーストリア継承戦争講和条約
・マリア=テレジアのハプスブルク家領継承が認められる
・シュレジエンはプロイセンの領地とした

アミアンの和約(1802)
・イギリス・フランス間で締結された講和条約
・イギリスとフランスは占領地の多くをたがいに返還した
・結果、第2回対仏大同盟が解消された

イリ条約(1881)
・イリ事件でロシアと清が結んだ条約
・清はイリ地方の大半を取り返し、ロシアは通商上の特権を得る

ウェストファリア条約(1648)
・ドイツのミュンスターオスナブリュックで開かれた、三十年戦争講和条約
アウクスブルクの和議を確認
・フランスはアルザスとロレーヌの一部を獲得
スウェーデンは西ポンメルンを獲得
・スイスとオランダの独立が国際的に承認される
神聖ローマ帝国は分裂状態が決定的となる→「神聖ローマ帝国の死亡診断書」

ヴェルサイユ条約(1919)
・ドイツと連合国との間で結ばれた、第一次世界大戦講和条約
・ドイツの海外植民地の放棄
・ザール地方は国際管理において、住民投票で帰属を決定
アルザス・ロレーヌをフランスに返還
・ラインラント非武装化
・ドイツの軍備制限
・賠償金の支払い

ヴェルダン条約(843)
カール大帝の3人の孫による相続争いの結果結ばれたフランク王国分割の条約

英仏通商条約(1860)
・イギリスとフランスが自由貿易のために結んだ条約
・従来の輸入禁止制を廃止して、関税率を大幅に下げた

エジプト=イギリス同盟条約(1936)
・エジプトは20年期限でスエズ運河地帯の兵力駐屯権を認める
・エジプトの主権も認められる

エジプト=イスラエル平和条約(1979)
・エジプトのサダト大統領と、イスラエルのベギン首相の間で締結された、エジプトが、アラブ諸国で初めてイスラエルを正式に承認した条約

オーストリア国家条約(1955)
アメリカ・イギリス・フランス・ソ連オーストリアの間で成立した、オーストリアが主権を回復し、永世中立を内容とした条約

化学兵器禁止条約(1993)
化学兵器の開発・生産・貯蔵・使用を禁止し、廃棄を決めた条約
・過去に遺棄した化学兵器の廃棄も義務付けた

②カ行

核拡散防止条約(NPT)(1968)
・すでに核を持っているアメリカ・ソ連・イギリス・フランス・中国以外の国の核保有を禁止した条約

カトー=カンブレジ条約(1559)
・フランス王アンリ2世・スペイン王フェリペ2世・イギリス女王エリザベス1世を中心に締結された、イタリア戦争の講和条約
・フランスはイタリアに対する権利を放棄
ハプスブルク家はミラノ・ナポリシチリアなどを領有
・イギリスはフランスに領有していたカレーを失う

樺太・千島交換条約(1875)
・日本とロシアが国境を画定した条約
樺太をロシア領、ウルップ以北の千島列島を日本領とした

カルロヴィッツ条約(1699)
オスマン帝国オーストリアポーランドヴェネツィアに領土を割譲した講和条約
オーストリアハンガリートランシルヴァニアなどを割譲

気候変動枠組み条約
・1994年に発効した、温室効果ガスの排出量削減に関する条約

キャフタ条約(1727)
・清とロシアが締結した西部の国境を画定した条約

九ヵ国条約(1922)
アメリカ・ベルギー・イギリス・中国・フランス・イタリア・日本・オランダ・ポルトガルの9ヵ国が調印した中国に関する条約
・中国の主権と独立の尊重、領土保全、門戸開放、機会均等の原則を約す
・石井=ランシング協定の破棄や二十一カ条の一部放棄を定める

江華条約(日朝修好条規)(1876)
・日本が朝鮮に開国を認めさせた不平等条約
・朝鮮の自主独立宣言
・釜山・元山・仁川の開港
・開港場での日本の領事裁判権承認を決める

黄埔条約(1844)
・清とフランスの修好通商条約
南京条約と望厦条約とほぼ同じ内容で、フランスも同じ権利を得る

虎門寨追加条約(1843)
南京条約の追加条約
・輸出入関税率、片務的最恵国待遇、開港場におけるイギリス人の土地租借と居住を承認

③サ行

サイゴン条約(1862/1874)
・フランスがベトナム阮朝と仏越戦争後に結んだ条約
1862年阮朝キリスト教布教の自由、コーチシナ東部3省の割譲を認めさせる
・1874年にコーチシナ西部3省の割譲を認めさせる

再保障条約(1887~1890)
・三帝同盟の崩壊に際し、ビスマルクがロシアとの保障関係維持と、ロシアのフランスへの接近阻止する目的で、ドイツとロシアが結んだ秘密軍事条約

サン=ジェルマン条約(1919)
第一次世界大戦におけるオーストリアと連合国との講和条約
オーストリア領内からチェコスロヴァキア・セルブ=クロアート=スロヴェーン王国・ハンガリーポーランドが独立
・イタリアに南チロルを割譲

サン=ステファノ条約(1878)
・ロシア=トルコ戦争(露土戦争)の講和条約
ルーマニアセルビア・モンテネグロの独立
・ロシア保護下でのブルガリア自治国化が認められる

サンフランシスコ平和条約(1951)
・日本と連合国48ヵ国で締結された講和条約
・日本の主権を回復
朝鮮半島・台湾・南樺太・千島の放棄を明文化
・沖縄・小笠原諸島アメリカの信託統治とされた
ソ連や東欧諸国は署名せず

下関条約(1894)
日清戦争講和条約
・日本全権は伊藤博文陸奥宗光清朝全権は李鴻章
・清は朝鮮が独立国であることを承認
遼東半島・台湾・澎湖諸島を日本へ割譲
・賠償金支払い
・開港場での企業設立

セーヴル条約(1920)
第一次世界大戦におけるオスマン帝国と連合国との講和条約
イラクパレスチナ・シリアとアラビア半島の放棄
ギリシアへの領土割譲
治外法権の存続
・財政の連合国共同管理を定める

戦略兵器削減条約(第1次)(START Ⅰ)(1991)
アメリカのブッシュ(父)とソ連ゴルバチョフによって署名された軍縮条約
戦略核運搬手段と核弾頭を削減することが合意される

戦略兵器削減条約(第2次)(START Ⅱ)(1993)
アメリカのブッシュ(父)とロシアのエリツィンによって署名された軍縮条約
・核弾頭を3000~3500発ずつに抑えることを決めたが、アメリカが批准せず

ソ連=西ドイツ武力不行使条約(1970)
第二次世界大戦後の国境を不可侵と認めた条約
・西ドイツは他の東欧諸国との条約締結を進めた

④タ行

対人地雷全面禁止条約(1997)
保有地雷の4年以内の廃棄を義務付けた条約

太平洋安全保障条約(ANZUS)(1951)
アメリカを中心に、オーストラリアとニュージーランドの3国が締結した安全保障条約

中距離核戦力(INF)全廃条約(1987)
アメリカのレーガンソ連ゴルバチョフによって署名された核軍縮条約
中距離核兵器を廃棄

中ソ友好同盟相互援助条約(1950)
・中国とソ連が相互の安全保障を目的として結んだ軍事条約

ティルジット条約(1807)
・イエナの戦いなどで大勝したナポレオンが、ロシア・プロイセンと結んだ講和条約
・ロシアに大陸封鎖令協力を求める
プロイセンからエルベ川左岸と旧ポーランド領、多額の賠償金を得た

天津条約(1858)
・アロー戦争に関して、清とロシア・アメリカ・イギリス・フランスが結んだ条約
・イギリス・フランスへの賠償金支払い
・開港場の増加
・外国人の旅行自由
・外交使節の北京常駐
キリスト教布教の自由

天津条約(1885)
・イギリスの仲介で清の李鴻章、フランスのパトノートルが調印した清仏戦争講和条約
・清はベトナムの宗主権を放棄し、フランスの保護権を認める

天津条約(1885)
・日本と清が朝鮮の甲申政変に関して結んだ条約
・日本と清両軍の朝鮮からの撤兵
・出兵する際に事前に相互に通告することを定めた

東西ドイツ基本条約(1972)
東西ドイツの関係正常化を承認した条約

独ソ不可侵条約(1939)
・反響を主張するナチス=ドイツと、反ファシズムを掲げるソ連との不可侵条約
・秘密条項でポーランドとバルト3国での勢力範囲も定めた

トリアノン条約(1920)
第一次世界大戦におけるハンガリーと連合国との講和条約
・スロヴァキア・クロアティア・トランシルヴァニアが分離

トルコ=イギリス通商条約(1838)
オスマン帝国とイギリスとの間の通商条約
・イギリス側に領事裁判権を認め、オスマン帝国関税自主権を奪う不平等条約

トルコマンチャーイ条約(1828)
・第2次イラン=ロシア戦争のロシアとカージャール朝の間で結ばれた講和条約
・カージャール朝はロシアにアルメニアを割譲し、領事裁判権を認める

トルデシリャス条約(1494)
ポルトガルとスペインの海外領土分割条約
・1493年に設定された教皇子午線を修正して、西方へ境界線を移動させた

⑤ナ行

南京条約(1840)
アヘン戦争講和条約
・上海・寧波・福州・廈門・広州の5港開港
香港島の割譲
・賠償金支払い
・公行の廃止
・アヘン輸入問題については規定されず

西ヨーロッパ連合条約(ブリュッセル条約)(1948)
チェコスロヴァキア=クーデタの危機感から、イギリス・フランス・ベネルクス3国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)が結んだ集団的自衛条約

日米安全保障条約(1951)
サンフランシスコ平和条約と共に調印された日米間の軍事同盟

日米修好通商条約(1858)
江戸幕府が米駐総領事ハリスと結んだ不平等条約
・神奈川・長崎・新潟・兵庫の開港
領事裁判権の承認
・協定関税制を定める

日米和親条約(1854)
江戸幕府アメリカとの間に結ばれた条約
・下田・箱館の開港
・片務的最恵国待遇を定める

日華平和条約(1952)
・日本と中華民国(台湾)の蒋介石政権との間に結ばれた条約

日韓基本条約(1965)
・日本の佐藤栄作内閣と韓国の朴正熙政権の間で調停された国交回復の条約

日ソ中立条約(1941)
・日本とソ連の間で相互不可侵・中立維持を約束した条約

日中平和友好条約(1978)
日中共同声明に基づいて調印された条約
・日本と中華人民共和国の関係の発展と交流促進を目的とした

ヌイイ条約(1919)
第一次世界大戦におけるブルガリアと連合国との講和条約
第一次世界大戦中に奪った領土をルーマニアに返還した
・セルブ=クロアート=スロヴェーン王国とギリシアに領土割譲

ネルチンスク条約(1689)
・ロシアのピョートル1世と清の康熙帝が結んだ条約
・アルグン川とスタノヴォイ山脈(外興安嶺)の領国の国境と定めた

⑥ハ行

バウリング条約(1855)
・タイとイギリスの修好通商条約
・イギリスは領事裁判権、交易と居住の権利を獲得

パリ条約(1763)
七年戦争とフレンチ=インディアン戦争の終結に際して結ばれた、イギリス・フランス・スペイン間の条約
・イギリスはフランスから、カナダ・ミシシッピ川以東のルイジアナセネガル
 スペインからフロリダを獲得
・スペインはフランスから、ミシシッピ川以西のルイジアナを獲得

パリ条約(1783)
アメリカ・イギリス間で結ばれたアメリカ独立戦争講和条約
・イギリスはアメリカの独立を承認
アメリカはイギリスから、ミシシッピ川以東のルイジアナを獲得

パリ条約(1856)
・ロシア・オスマン帝国間で締結されたクリミア戦争講和条約
オスマン帝国の領土保全
黒海の中立化→ロシアの軍事基地保有と軍艦航行の禁止
・ロシアのベッサラビア放棄
ドナウ川の自由航行

ピレネー条約(1659)
三十年戦争終結後も継続していたフランスとスペインの戦争状態を終結させた条約
・スペインがフランスに領土を割譲
スペイン王女がルイ14世妃となることが定められる

不戦条約(ブリアン=ケロッグ条約)(1928)
・フランス外相ブリアンとアメリ国務長官ケロッグが提唱した戦争違法の先例となった国際法

仏ソ相互援助条約(1935)
・ドイツの再軍備宣言に脅威を感じたフランスとソ連が締結した条約

部分的核実験禁止条約(1963)
アメリカ・イギリス・ソ連が調印した核実験禁止に関する条約
・地下実験以外の大気圏内・大気圏外の空間・水中での実験を禁止した

ブレスト=リトフスク条約(1918)
・第一世界大戦中に、ソヴィエト政権がドイツと結んだ単独講和条約
・ロシアはポーランドリトアニアエストニアなど広大な領土を失う

米華相互防衛条約(1954)
アメリカを中心とする反共安全保障条約の1つで、蒋介石中華民国(台湾)と結んだ

米韓相互防衛条約(1953)
アメリカを中心とする反共安全保障条約の1つで、朝鮮戦争休戦直後に大韓民国と結ばれた

米比相互防衛条約(1951)
アメリカを中心とする反共安全保障条約の1つで、フィリピンに配慮し文二的な関係を明文化

北京条約(1860)
・アロー戦争の講和条約
・天津条約の確認
・賠償金を増額
・天津の開港
・九竜半島南端をイギリスに割譲

北京条約(1860)
・アロー戦争でイギリス・フランスとの講和をあっせんしたロシアの要求で清と結んだ
ウスリー川以東(沿海州)をロシア領とした

ベルリン条約(1878)
ビスマルクが開いたベルリン会議でサン=ステファノ条約を破棄して結ばれた条約
ルーマニアセルビア・モンテネグロの独立承認
ブルガリアの領土縮小とオスマン帝国での自治国化
オーストリアボスニア・ヘルツェゴヴィナ占領
・イギリスのキプロス島占領

望厦条約(1844)
・清とアメリカの修好通商条約
・イギリスが南京条約で得た権利とほぼ同じ権利を得る

包括的核実験禁止条約(CTBT)(1996)
・国連総会で採択された、地下爆発実験を含むすべての核実験を禁止する条約

ポーツマス条約(1905)
アメリカ大統領セオドア=ローズヴェルトの斡旋で結ばれた日露戦争講和条約
・日本全権は小村寿太郎、ロシア全権はウィッテ
・日本は韓国の指導・監督権を認めさせ、遼東半島南部と南満州鉄道の租借権、樺太の南半分を獲得

⑦マ行

マーストリヒト条約(1992)
ヨーロッパ連合(EU)設立を約した条約

メルセン条約(870)
フランク王国再分割の条約
・中部フランクの北部を東フランクと西フランクに分割、併合される

 

⑧ヤ行

ユエ(フエ)条約(1883/1884)
・フランスとベトナムが結んだ条約
・1883年にベトナムはフランスの保護国とされ、1884年の条約で修正が加えられる

ユトレヒト条約(1713)
スペイン継承戦争講和条約
・フェリペ5世のスペイン王位継承が認められる
・イギリスはフランスから、ニューファンドランドアカディアハドソン湾地方を得た
・イギリスはスペインから、ジブラルタル・ミノルカ島を得た

四ヵ国条約(1921)
アメリカ・イギリス・日本・フランス間で調印
・太平洋地域の現状維持を定めた
日英同盟の解消

⑨ラ行

ラシュタット条約(1714)
スペイン継承戦争終結を目的に、神聖ローマ帝国とフランスの間で結ばれた条約
神聖ローマ帝国は南ネーデルラントを得た

ラテラノ条約(1929)
ローマ教皇庁ムッソリーニが調印し、絶縁状態に終止符を打った条約
・イタリアはヴァチカン市国の独立を認める
カトリックを国教と定める

ラパロ条約(1922)
・ドイツとソヴィエト政権が締結した条約
・外交関係を回復し、最恵国待遇、通商関係の促進を定めた

リスボン条約(2007)
EUの政治統合を進めた条約
・最高意思決定機関であるEU理事会を新設し、それを主催する役職としてEU大統領を決める

ロカルノ条約(1925)
・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・ベルギー・ポーランドチェコスロヴァキアが結んだ集団安全保障条約
・ドイツを国際社会に復帰させ、ヨーロッパの緊張緩和に貢献した

ローザンヌ条約(1923)
・トルコ新政権と連合国が結んだ講和条約
・トルコはトラキアアナトリアなどの領土回復、イスタンブルからの連合軍撤退、不平等条約の撤廃を達成

ローマ条約(1957)
・フランス・西ドイツ・イタリア・ベネルクス3国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)で調印された条約
・ヨーロッパ経済共同体(EEC)とヨーロッパ原子力共同体(EURATOM)の設立に合意

ロンドン条約(1840)
・イギリス・ロシア・プロイセンオーストリア・フランスによる第2次エジプト=トルコ戦争の講和条約
ムハンマド=アリーのシリア領有を阻止

ロンドン秘密条約(1915)
・イギリス・フランス・ロシア・イタリア間で結ばれた秘密条約
・イタリアが連合国側で参戦する代わりに、イタリアに南チロル・ダルマティアなどの割譲を約束

⑩ワ行

ワシントン海軍軍備制限条約(1922)
アメリカ・イギリス・日本・フランス・イタリアの五大国で調印された海軍軍縮条約
・五大国の主力艦の総トン数比率を5:5:3:1.67:1.67とした

 

以上です。

2022年11月(11/1~11/30)練習メニューまとめ

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はい、どうもです。

いよいよ12月に入りましたね。2022年も残り1ヶ月となりました。

11月の練習メニューをまとめましたので報告いたします。

 

 

 

 

 

 

 

11月のメニュー
(1) 11/1(火)~11/6(日)
11/1(火) 22:30~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(49'12)

11/2(水) 18:00~ みなとの森公園
・アップ 1.6km
・体操
・400m×20(r:30秒)
85-86-86-85-84-85-86-85-81-84
83-83-82-84-83-83-83-83-85-80

               19:30~ みなとの森公園(チーム練)
・(200mskip+250mjog)×5 3セット
=6.7km

11/3(木) OFF

11/4(金) 22:30~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(49'01)

11/5(土) 9:00~ 加古川競技場
・アップ 2km
・体操+ドリル
・(300m×5)×3(r:2分 R:8分)
49-51-50-52-51
49-52-50-51-51
50-50-51-51-51

11/6(日) OFF

 

 

 

 

(2)11/7(月)~11/13(日)
11/7(月) OFF

11/8(火) 22:30~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(48'56)

11/9(水) 18:30~ HAT神戸
・jog 7km(31'12)
19:30~ みなとの森公園
・アップ 0.8km
・体操+ドリル
・500m×5(r:7分)
90-83-82-81-78

11/10(木) 22:30~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(49'12)

11/11(金) OFF

11/12(土) 9:30~ 加古川競技場
・アップ 0.8km
・体操+ドリル
・1000m×5(r:100mW+100mJ)

11/13(日) 22:30~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(47'23)

 

 

 

(3)11/14(月)~11/20(日)
11/14(月) OFF

11/15(火) 22:30~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(48'12)

11/16(水) 18:00~ みなとの森公園
・アップ 1.2km
・体操
・400m×10(r:30秒)
79-81-82-78-80-79-79-79-81-78

                 19:30~ みなとの森公園
・アップ 0.8km
・体操+ドリル
・Diagonals 40分→8.5km

11/17(木) OFF

11/18(金) 22:30~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(49'12)

11/19(土) 11:00~ きしろスタジアム
・jog 2km
・体操+ドリル
・600m×5(R:2'40)
1'46-1'46-1'48-1'47-1'46
・400m×1
60"07

11/20(日) OFF

 

 

 

 

 

(4)11/21(月)~11/27(日)
11/21(月) 23:30~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(47'45)

11/22(火) OFF

11/23(水) OFF

11/24(木) OFF

11/25(金) 23:00~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(48'12) 

11/26(土) 22:30~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(40'13) streak fly 

11/27(日) 22:00~ 西明石駅まで往復
・jog 10km(40'51) streak fly

 

 

 

 

(5)11/28(月)~11/30(木)
11/28(月) OFF

11/29(火) OFF

11/30(水) 18:30~ みなとの森公園
・jog 3.6km
                19:30~
・アップ 0.8km
・体操+ドリル
・2000m×2 + 1000m×2(r:3分-7分-3分)
7'18-7'06
3'13-3'06

 

 

 

 

走行距離
(1) 11/1(火)~11/6(日)  42.8km
(2)11/7(月)~11/13(日)      45.8km
(3)11/14(月)~11/20(日)    39.9km
(4)11/21(月)~11/27(日)    40.0km
(5)11/28(月)~11/30(木)    10.4km

合計:178.9km

 

 

 

 

感想
(1)今月11月から来年3月までは、出場するレースもないので、シーズンオフの過ごし方をしていきます。

(2)11月の練習のテーマとしては「jogで10kmを丁寧に確実に走る」「ハードルジャンプ」でした。前者については、コースも一緒のところしか走っておりません。フォームやリズムを崩さず走ることを心掛けた11月でした。月末には、シューズを替えて走りましたが(rival fly→streak fly)、めちゃくちゃ走りやすく、タイムもいつもより速く走ることが出来たので良かったです。有酸素能力がついてきたのか、シューズのおかげか良く分かりませんね。まぁいいでしょう。

このnike streak flyの性能を言語化できる力があればなと思いますが、興味があれば履いてみてください(人任せ)。jog用として使うと最高です。

後者については、以下の動画をご覧ください。


www.youtube.com


明らかに変わったと思います。12月は使える競技場があまり無いのでチームでの練習会の時に使うことになると思いますね。(YouTubeの登録もいただければ嬉しいです。チャンネル登録、高評価、コメントなどお待ちしております)

(3)11月は「jogで10kmを丁寧に確実に走る」が目標でしたが、12月はコースをまた変えて、11~13kmを丁寧に走るようにしていきます。まずは距離に慣れますかね。

(4)昨日から寒い。寒さにやられそう。

受験に出るかもしれない世界史‐「ヘレニズム文化」編


はい、どうもです。

ここでは、定期テストや大学受験で出題されるであろう内容をまとめております。


今回は「ヘレニズム文化」編です。それでは見ていきましょう。

 

 

 

 

Ⅰ.そもそもヘレニズム文化とは?

(1)「ヘレニズム
・“ギリシア風”という意味でドイツの歴史家ドロイゼンが名付けた造語

(2)発生の背景
アレクサンドロス大王の東方遠征(BC334〜)を契機にオリエント文化とギリシア文化が融合し誕生

(3)展開の時期:東方遠征開始(BC334~)からプトレマイオス朝滅亡(BC30)までの約300年間

(4)基調
個人主義→ポリス社会の変容・崩壊が背景
世界市民主義(コスモポリタニズム)
国家や民族の枠を超えて、世界全体を1つの共同体とする考えで、人間は理性を持つ存在として同質であり、後にストア派に影響

 

 

 

Ⅱ.哲学

(1)エピクロス精神的な快楽を追及
エピクロス:サモス島出身でエピクロス派を創始した哲学者

(2)ストア派欲望を排除した禁欲的生活によって心の平安を得ようとし、理性(ロゴス)を重視
ゼノンキプロス出身でストア派を創始した哲学者 

(3)キュニコス派:あらゆる伝統や習慣を排除し、無欲や自然の生活を追及
ディオゲネス

 

 

 

Ⅲ.科学

(1)ムセイオンプトレマイオス朝エジプトの首都アレクサンドリアに建設された王立研究所で多くの学者を輩出

(2)物理学・数学
エウクレイデス
ギリシアの数学者
・ムセイオンで学ぶ
平面幾何学(ユーグリット幾何学)を大成
→エウクレイデス著書の『幾何学原本』はイエズス会士によって中国(明)に紹介され、1607年に徐光啓とマテオ=リッチによって『幾何原本』として漢訳される
アルキメデス
シチリア島シラクサ出身の数学・物理学者
浮力の原理(アルキメデスの原理)・てこの原理などの発見
第2回ポエニ戦争の時にシチリア島シラクサでローマ兵に殺される

(3)天文学
エラトステネス
北アフリカ出身のギリシア天文学者
・ムセイオンの館長も務める
地球球体説
アリスタルコス
ギリシア天文学者
地球の自転と公転(太陽中心説・地動説)を主張

 

 

 

Ⅳ.美術

(1)基調:「理性・調和・均整美」の追求から「官能的・流動的」
①プラクシテレス:BC4Cのアテネの彫刻家
・「ヘルメス神像」「クニドスのアフロディデ」
②「ミロのヴィーナス
アフロディテの大理石像で女性美の極致
・現在はルーブル美術館に所蔵
③「ラオコーン
・ローマで発見されたギリシア神話を題材とした彫像
・現在はヴァチカン美術館に所蔵
④「サモトラケのニケ」:アテネ勝利の女神
⑤「瀕死のガリア人」

 

 

以上です。

受験に出るかもしれない世界史-「イスラーム文化」編


はい、どうもです。

ここでは、定期テストや大学受験で出題されるであろう内容をまとめております。


今回は「イスラーム文化」編です。それでは見ていきましょう。

 


Ⅰ.イスラーム

①「預言者ムハンマド:最後の、かつ最高の預言者  
唯一神アッラーが啓示を与える
②特色
一神教偶像崇拝の禁止
 →具像芸術は禁止、幾何学文様のアラベスクが発達。
・神の前における平等
 →イスラーム教が民族宗教ではなく普遍宗教へと飛躍。
③経典:『コーラン
④礼拝施設(モスク):周囲に尖塔(ミナレット)が並立

 

 

 

Ⅱ.神学・哲学

スーフィズムイスラーム神秘主義
・概観:内面的な精神性や信仰を重視するイスラーム教の思想運動
・特定のスーフィー(イスラーム神秘主義者)をあがめるためにカーディリー教団や
メヴレヴィー教団が組織される
②イブン=ハズム:コルドバで活躍した神学者
ガザーリー
神秘主義(スーフィズム)をイスラーム神学に持ち込んだ学者。
・ニザーミーヤ学院の教授にもなる
イブン=ルシュド(ラテン名:アヴェロエス)
ムワッヒド朝支配下コルドバに生まれた哲学者、法学者、医学者
アリストテレスの著作の注釈を行う→中世ヨーロッパのスコラ学に影響
・『医学大全

 

 

 

Ⅲ.法学

・『コーラン』や『伝承(ハディース)』などを基礎として、イスラーム法(シャリーア)が成立
・その解釈、運用ではイスラーム知識人(ウラマー)が活躍。

 

 

 

Ⅳ.建築物・学校

マドラサイスラームの法学者・知識人(ウラマー)を養成
アズハル学院ファーティマ朝にカイロに創設
ニザーミーヤ学院セルジューク朝の宰相ニザーム=アルムルクが各地に学院(マドラサ)を設立
アルハンブラ宮殿ナスル朝時代に首都のグラナダに建設された
知恵の館(アラビア語バイト=アルヒクマ)
アッバース朝第7代カリフのマームーンによってバグダードに創設された、翻訳・研究機関

 

 

 

Ⅴ.自然科学

(1)錬金術
①鉄・銅・鉛などを金や銀に変えようと試みた技術
イスラーム化学の基礎をつくる

(2)固有の学問法学・神学・歴史学・文法学・詩学・韻律学などの諸学問

(3)外来の学問哲学・医学・数学・天文学・地理・光学・化学(錬金術)など非アラブ地域に起源をもつ諸学問

(4)数学
①9世紀にインドから「ゼロの概念」が伝わる
フワーリズミー
アッバース朝時代の数学者、天文学者、地理学者
代数学を発展させる
・天文表や地理書を残す
ファルガーニー
天文学 『天文学集成』
イブン=シーナー(ラテン名:アヴィケンナ)
サーマーン朝ブハラ近郊出身
・『医学典範』:医学者として著した
ウマル=ハイヤー
セルジューク朝時代のイラン系科学者
ジャラーリー暦(太陽暦)の制定に参加
・『四行詩集(ルバイヤート)』:四行詩を集めた詩集
イスラーム天文学・暦学
 →のち中国()の郭守敬授時暦に影響

 


Ⅵ.地理・旅行記

(1)背景:ムスリム(イスラーム教徒)の五行の1つである巡礼のため地理学が必要
イブン=バットゥータ(14C)
ロッコ生まれの旅行家
・メッカ巡礼→西アジア中央アジア→インドに入り10年間デリーに滞在→海路で中国()に旅し、帰国後にイベリア半島やサハラ以南にも行った
・『旅行記(三大陸周遊記)』:旅行を口述筆記
②イブン=ファドラーン
・『ヴォルガ・ブルガール旅行記
➂イドリーシ
・『ルッジェーロの書』

(2)歴史学
タバリー
アッバース朝時代にバグダードで活躍した知識人
・『預言者と諸王の歴史』:天地創造以来の人類史をまとめる
ラシード=アッディーン
イル=ハン国の政治家・歴史家
ガザン=ハンの宰相として行財政改革を実施
・『集史』:ペルシア語で書かれたユーラシア全般の世界史
イブン=ハルドゥーン
チュニス生まれの歴史家
・『世界史序説

 

 

Ⅶ.文学・美術

①『千夜一夜物語(アラビアン=ナイト)
アラビア語で書かれた説話集
フィルドゥシー
・サーマーン朝やガズナ朝時代のイラン人詩人
・『シャー=ナメ(王の書)』:イラン建国からササン朝までの各王朝の歴代の王や英雄の生涯や戦いをつづった叙事詩
ウマル=ハイヤー
セルジューク朝時代のイラン系科学者
・『四行詩集(ルバイヤート)』:四行詩を集めた詩集
④サーディ
・『薔薇園』『果樹園』
⑤細密画(ミニアチュール)
・精密な技法で描かれる金彩多色の写本挿絵や写本絵画
イル=ハン国経由で入ってきた中国絵画の技法の影響を受けつつ、イラン・インド(ムガル帝国)で発達。
アラベスク:美術工芸品や建築などにみられる幾何学文様の総称

 

以上です。

受験に出るかもしれない世界史-「ローマ文化」編


はい、どうもです。

ここでは、定期テストや大学受験で出題されるであろう内容をまとめております。


今回は「ローマ文化」編です。
それでは見ていきましょう。

 

 

 

Ⅰ.概観

(1)「実用的・模倣的」な文化→多くのギリシア人が活躍
(2)「征服されたギリシアは猛きローマを征服した」(ホラティウスの言葉)

 

 

Ⅱ.建築物

フォルム:集会や裁判、学校や市場として使われた都市の公共広場
コロッセウム(円形闘技場)
・剣闘士の試合が行われたローマ市にある円形闘技場
・外観は4層のアーチで、4万人を収容出来た
③大浴場
・図書館や運動場などを備えた公共の娯楽施設
カラカラ帝建造の大浴場が有名
パンテオン(万神殿)
・様々な神をまつった神殿
・ローマでは「良き皇帝」の死後神格化される
フォノ=ロマーノ:ローマ人の市民生活の中心だった広場の遺跡
⑥軍用道路
アッピア街道:はじめはローマ~カプア間に建設されたが、のち南イタリアまで延長され全長540kmに及ぶ
④水道:南フランス石造水道橋であるガール水道橋が有名

 

 

Ⅲ.文学

(1)キケロ(BC106~BC43)
①ローマ最大の文章家
コンスルにも就き、共和政を守る立場でカエサルに反対
アントニウスの部下に殺される
④『国家論』

(2)ラテン文学の黄金時代:オクタウィアヌス(アウグストゥス)時代
ヴェルギリウス(BC70~BC19)
アウグストゥスの保護を受けたローマ最大の詩人の1人
・『アエネイス』:トロイア滅亡後からローマ建国までの英雄の冒険を書いた叙事詩
・『農耕詩』
ダンテ(ルネサンス時代)の『神曲』では案内人として描かれる
ホラティウス(BC65~BC8)
アウグストゥス時代に活躍した叙情詩人
・『叙情詩集
オヴィディウス(BC43~17)
アウグストゥス時代の叙情詩人
・『転身譜』『恋の技法』

(3)白銀時代
ペトロニウス
②スエトニウス

 

 

Ⅳ.歴史

ポリビオス(BC2C)
スキピオ家に厚遇され、第3回ポエニ戦争にも参加
・『歴史』:BC220~BC146年の歴史を叙述し、ローマの世界支配の過程を説明
政体循環史観:ローマの世界支配の要因を説明した
ギリシア:王政→貴族政→僭主政治→民主政→衆愚政→王政を循環し、内部抗争したのに対して、ローマ:王政(コンスル)・貴族政(元老院)・民主政(民会)と互いに牽制し合う要素を持つため繁栄できたと説明
カエサル(BC1C)
・『ガリア戦記』:自身のガリア遠征の記録で、ケルト人やゲルマン人研究の重要史料
リヴィウス(BC59~17)
アウグストゥスの厚遇を受ける
・『ローマ建国史
タキトゥス(55~117)
・ローマの歴史家で元老院議員
ゲルマニア』:移動前のゲルマン人社会を記した重要史料
年代記』:アウグストゥスの死からネロの死まで(14~66)の出来事を記述
アグリコラ
プルタルコス(46~120)
・ローマ時代のギリシア人哲学者・著述家
・『対比列伝(英雄伝)』:ギリシアとローマの有力者を組み合わせて対比
デルフォイの神官であった

 

 

Ⅴ.哲学

①概観:ストア派が主流→多くのローマ人が実践理論として受容
セネカ
コルドバ出身でネロ帝の教師を務める
・『幸福論』
エピクテトス
小アジアの奴隷出身のギリシアストア派哲学者
マルクス=アウレリウス=アントニヌス帝
五賢帝最後の皇帝
ストア派哲学に通じ、「人皇」とも呼ばれる
・『自省録』:ギリシア語で書かれたストア派哲学書
ルクレティウス
エピクロス派の学者

 

 

Ⅵ.科学などの業績

ストラボン(BC64~21)
ギリシア人地理学者・歴史家
・『地理誌』:イベリア半島からインドまでの地理・歴史をギリシア語で叙述
プリニウス(23~79)
・ローマの博物学者・軍人
ウェスウィウス火山噴火に際し、殉職
・『博物誌』:天文・地理・動植物などを記述
プトレマイオス(AD2C)
・天動説を主張したギリシア
アレクサンドリアで活躍し、緯度と経度を使った世界地図を作成
・『天文学大全
ガレノス(AD2C)
マルクス=アウレリウス=アントニヌス帝の侍医

 

以上です。

受験に出るかもしれない世界史‐「ギリシア文化」編

 

はい、どうもです。

ここでは、定期テストや大学受験で出題されるであろう内容をまとめております。


今回は「ギリシア文化」編です。それでは見ていきましょう。

 

 

 

Ⅰ.ギリシア文学

(1)ギリシア神話:主神ゼウスなどオリンポス12神と人間の愛憎物語で神々が人間的性格を持っていることが特徴的

(2)オリンポス12神
ゼウス(主神)、ヘラ(ゼウスの妻)、ポセイドン(海の神)、アレス(軍神)、アポロン(太陽神)、ヘファイストス(火の神)、ヘルメス(商業の神)、アテナ(知恵の女神)、アルテミス(狩りの女神)、アフロディテ(美の神)、デメテル(農業の女神)、ヘスティア(かまどの神)

(3)叙事詩
ホメロス
・『イリアス』→トロイア戦争での英雄の活躍を描いた叙事詩
・『オデュッセイア』→叙事詩
ヘシオドス
・『神統記』→ギリシアの神々の系譜を語った叙事詩
・『労働と日々』→農作業の様子を描き勤労の大切さを説く

(4)叙情詩
サッフォー:レスボス島出身の女性叙情詩人
アナクレオン
ピンダロスオリンピアなどの競技会の優勝者を称えた叙情詩人

(5)悲劇作家
アイスキュロス
マラトンの戦いやサラミスの海戦にも従軍
・『アガメムノン』:将軍アガメムノンが妻によって暗殺される物語
ソフォクレス
ヘロドトスペリクレスと交友を持った
・『オイディプス王
エウリピデス
・『メディア』

(6)喜劇作家
アリストファネス
アテネ最大の喜劇作家
・『雲』→ソフィストソクラテスを風刺・批判
・『蛙』→悲劇詩人のアイスキュロスエウリピデスを風刺・批判
・『女の平和』『女の議会

 

 

 

Ⅱ.ギリシア哲学

(1)自然哲学
①発生:小アジアイオニア植民地ミレトスなどが中心で、自然の本質を探究し、万物の根源(アルケー)を探求
タレス
・ミレトス出身の自然哲学者で「哲学の父」と呼ばれる
・万物の根源は「
ピタゴラス
・サモス島出身の自然哲学者・数学者「三平方の定理
・万物の根源は「」 
ヘラクレイトス
・エフェソス出身の自然哲学者
・万物の根源は「」 「万物は流転する
デモクリトス
イオニア学派の自然哲学者
・万物の根源は「原子
アナクシマンドロス
・万物の根源は「アペイロン(無限定なるもの)」
アナクシメネス
・万物の根源は「空気」
ヒッポクラテス
小アジアのコス島出身の医学者
・「西洋医学の祖」で四体液説を唱える

(2)ソフィストの誕生
①背景
民主政の発展期(BC5C)に裁判や集会において論争に勝つことが重要であったため、弁論・修辞の必要性が増大し、その専門教師として登場
②特色
真理の相対主義・主観主義
プロタゴラス
・代表的なソフィストで、普遍的・客観的な真理の存在を否定
・「人間は万物の尺度」=人間それぞれに価値尺度がある(個人の主観や判断)

(3)三大哲学者
ソクラテス(BC469~BC399)
アテネの哲学者
ペロポネソス戦争時(BC431~BC404)に歩兵として参加
・内容
相対主義をとるソフィストを批判しつつ、アテネの青年たちに対して「問答法」などで客観的真理の存在を主張
・「無知の知」を主張
・裁判で死刑判決を受け、毒を飲んで死亡
プラトン(BC429~BC347)
アテネの哲学者
・師匠であるソクラテスの言行を『対話編(シンポジオン)』にまとめる
アテネアカデメイアという学校を開く
イデア論→理想界と現実界からなる二元論的世界観
・哲学者が王となる「哲人政治」を主張し、民主政には批判的
・『国家』:理想とする国家・教育を説き、民主政を批判
アリストテレス
ギリシアの哲学者
アカデメイアプラトンに学ぶ
・プラントの死後、マケドニアの王子アレクサンドロスの家庭教師を務める
アテネに学園リュケイオンを開く
アリストテレスの学派をペリパトス学派(逍遥派)と呼ぶ
・「経験と観察」によって諸学を探求
・「万学の祖」→ギリシア既存の知の体系化を行い諸学問の基礎を作る
・著作:『形而上学』『アテナイ人の国制』『政治学
・影響:アリストテレスの思想はビザンツ帝国からイスラーム世界に継承され、12世紀以降、中世西ヨーロッパ世界に流入→スコラ学の体系化を結果する

 

 

 

Ⅲ.歴史

ヘロドトス(BC5C)
小アジア出身のギリシア人歴史家
・『歴史』:ペルシア戦争を描く
トゥキディデス(BC5C)
アテネ出身の歴史家
・『歴史』:ペロポネソス戦争を描く
③クセノフォン(BC4C)
・『アナバシス』

 

 

 

Ⅳ.ギリシア美術

(1)特色:人間(神)の肉体美を「均整・理想・理性」的に描く
(2)建築様式・装飾様式
ドーリア「荘重」な印象を与える建築様式
アクロポリスにあるパルテノン神殿
パルテノン神殿ペルシア戦争で破壊されるが、ペリクレスが再建
イオニア「優雅」な印象を与える建築様式
コリント式「華麗」な印象を与える建築様式

(2)彫刻・彫像
フェイディアス(BC5C)
アテネの彫刻家で、パルテノン神殿美術監督
・『アテナ女神像』:現存せず
②ポリュクレイトス:『槍をかつぐ人』
③プラクシテレス(BC4C):『ヘルメス像』→理想的な人間美を追求

 

以上です。